充電の持ちが悪い、まだ充電があるはずなのに電源が切れてしまった、充電が減ったり増えたりを繰り返している、100%だったのに急に20%に減ってしまった、などiPhoneを使っている方なら一度は経験があるかもしれません。その原因の1つがバッテリーの不調によって引き起こされる不具合です。
バッテリー不調の原因
不調の原因は、主に劣化によるものが多いです。使っているうちに、性能が自然に落ちていく経年劣化によるものが多いですが、それだけではありません。
高温、低温すぎる環境での使用は、劣化に繋がります。iPhone自体はある程度の環境には耐えられるようになっていますが、それでも暑すぎたり寒すぎたりする環境は良いものではありません。
常に画面がついていたり、画面を一定の明るさにすることでバッテリーの消耗が早くなる傾向にあります。Wi-FiやBluetoothをずっと有効にしていくのもよくありません。使い終わった後、自動的に切れるまで放置しておく、画面の明るさを周囲に合わせて調節してくれる機能をオフにするとよいでしょう。接続先を常に探していると余計な電力を消費してしまい、劣化を早める原因になってしまいます。
充電の100%と0%を繰り返しすぎてもバッテリーは劣化してしまいます。iPhoneはリチウム電池が使われており、フル充電できる回数が決まっています。また、完全に充電を使い切ったまま放置すると、充電した状態を保てなくなってしまいます。
バッテリー劣化によりiPhoneに現れる不具合
充電の持ちが悪くなったり、電源が急に落ちたりするのはよくあるバッテリー劣化が原因とされる不具合の一つですが、それ以外にもバッテリー劣化によって表れる症状がいくつかあります。
アプリが頻繁に落ちることがあると、バッテリーがアプリの起動に必要な電力を供給できなくなってしまっている可能性があります。
また、バッテリーは劣化すると膨張することがあります。それにより画面が正常に映らなくなってしまったり、端末の筐体(きょうたい)が浮いてしまうことがあるので注意が必要です。
古くなったバッテリーを交換するには?
バッテリーの交換方法ですが、Appleストアなど公式の交換修理サービスを利用するか、街のiPhone修理専門店に頼む方法があります。
Apple公式の交換修理サービスは、サポート予約が取りづらいという問題があります。週末や平日夜など利用しやすい時間帯の予約は1週間以上先、ということもしばしば。交換料金は保証サービスを利用していない場合、5,400円か7,400円かかってしまいます。また、データをすべて消して修理する場合もあるので、バックアップを必ず取る必要があります。
※料金は、2021年2月現在のものです。
街のiPhone修理専門店だと、店舗ごとに異なりますがApple公式のサービスよりも安く交換修理できるショップもあります。他のお客さんがいなければ、持っていってその場で20~30分で交換が完了することも。また、データを消さずに交換もできるので事前準備の手間がかかりません。横浜にあるi-Techでは、バッテリー交換や修理の後、1か月間の無料保証を行っているため、安心して修理を任せることができます。また、本人確認も必要ないので、代わりに家族が依頼、受取もできます。iPhoneのバッテリーの調子が悪くなって今すぐ交換したいと思っている方にオススメです。